小松市議会 2013-12-10 平成25年第4回定例会(第3日目) 本文 開催日: 2013-12-10
そもそも訓練移転の理由となった沖縄の負担軽減問題では、沖縄の関係者である嘉手納町の町長自身が、昨年3月7日の沖縄防衛局宛ての要請書で、本町の現状は日常的に多数の外来機が嘉手納飛行場に飛来し、沖縄の基地の負担軽減とはほど遠いと述べているように、訓練移転を受け入れる根拠は崩れております。
そもそも訓練移転の理由となった沖縄の負担軽減問題では、沖縄の関係者である嘉手納町の町長自身が、昨年3月7日の沖縄防衛局宛ての要請書で、本町の現状は日常的に多数の外来機が嘉手納飛行場に飛来し、沖縄の基地の負担軽減とはほど遠いと述べているように、訓練移転を受け入れる根拠は崩れております。
嘉手納基地では、2006年の日米合意で本土への訓練移転が決まったが、それを上回る外来機によって被害は以前よりひどくなり、「嘉手納の騒音の軽減になっていないし、負担軽減になっていない」と証言されている。 そもそも、普天間基地は国際法に違反して米軍が接収したもので、住民が納得したものではない。
それは嘉手納基地所属機の訓練が移転されても、ほかの在日米軍基地や米本土の基地などから外来機が飛来し、日米両政府が負担軽減で合意した06年以降、騒音が増加しているのが実態だ」と述べております。 これらのことから市長は、たび重ねて行われているこの訓練移転で沖縄の負担は軽減されているとお考えでしょうか、御所見をお尋ねいたします。
協定の内容と違い、訓練の回数、追加施設の整備についても、今後は米軍の判断に任せられていること、訓練機の機種についてもFA18スーパーホーネットは言うに及ばず、給油機、外来機も対象になり得ること、全国で今多発して問題になっている米兵の犯罪も防止する対策がほとんどないことなど重大な内容となっております。
さらに、訓練移転で小松基地にやってくるのは米軍F-15、F-16、FA-18ホーネットのみならず、FA-18スーパーホーネットや給油機、そして外来機も対象になる、排除されないと回答しております。訓練移転は何でもありとしたことは、アメリカ本土に向けて、早朝、夜間の飛行を行う可能性も否定できません。これでは10・4協定を大きく踏み越え、騒音、事故被害も際限のないものになりかねません。